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my day の Round Tie Pin

「ネクタイピンが欲しいけど、種類が多くてよく分からない。」

「選ぶ基準はネクタイとの相性?それともシチュエーション??」

「そもそも、ネクタイピンはビジネスマナー的にどうなんだろう。」

そんな風に考えていませんか?

ネクタイピンは、ネクタイ着用時の揺れや乱れを防ぎ、安定感を高めてくれる心強いアイテム。

デザイン性も豊富で、1つのアクセサリーとして考えることもできますね。

ただ、様々なブランドやメーカーが販売しているため、情報が多く何を基準に選べばいいのか分かり難いですよね。

そこで、この記事ではかつて販売員として伊勢丹men'sに立ち、現在はスタイリストとして活動する筆者がネクタイピンを網羅的に解説。

着用時のマナー・種類・お洒落に見せるポイントなどの基礎的な知識から、選び方、おすすめ商品も紹介いたします。

 

この記事を読むことで、ご自身のスタイルに合うネクタイピンが分かります。

今まで何となく着けていたという方も、この機会に見直してみてください。

【ネクタイピンの基礎】ポイント5選

スーツ着用の男性

ネクタイピンを選ぶ前に、押さえておくべきポイントに触れておきましょう。

  1. ビジネスシーンでは着用が基本マナー
  2. 冠婚では推奨、葬祭では非推奨
  3. 着用位置はジャケットorシャツのスタイルで異なる
  4. メンテナンスは研磨NG
  5. 女性が男性にネクタイピンを贈る意味は?

 

5選と多いので、どれもサクッといきます!

❶ネクタイピンは着用が基本のマナー

ネクタイピンは、着用が基本です。

特に、ビジネスシーンではジャケットを着用しない時にネクタイがブラブラと動くため、ネクタイピンでしっかりと固定するのがマナーとなっています。

他にも、食事の際に食べ物に触れて汚してしまったり、手洗いの際に洗面所で汚れるのを防く役割があるため、エチケットとも言えるでしょう。

ネクタイピンを着けている方がカチッと見え、スーツスタイルにこだわっているお洒落な印象を与えることができます。

❷冠婚葬祭の着用マナー

冠婚はネクタイピン着用OK

成人式・結婚式などの冠婚はネクタイピンを着用しても大丈夫です。

特に格式の高い場所では、シンプルで上質なシルバーのものがいいでしょう。

2次会から参加される場合などは、ロゴ入りなどの洒落の効いたものでも面白いですね。

葬祭

葬儀や法事などの場では、基本的にネクタイピンの着用は良しとされていません。

ただし、食事の場もあることを考え、エチケット的に着けることもあるでしょう。

その際はシルバーではなく、黒い色か真珠のアイテムを選ぶのがマナーです。

❸着用位置は、ジャケットorシャツのスタイルで異なる

ジャケットスタイル

ジャケットの第一ボタンよりも上。かつ内側に着たシャツの第3・4ボタンの間に横一文字に着けるのが一般的です。ネクタイピンが隠れないよう、水平に着けましょう。

ラフな斜め付けもトレンドになっていますが、加減が難しく、TPOも考慮する必要があるため、あまりおすすめはしていません。

シャツスタイル

シャツスタイルの際には、第4・5ボタンの間に着けるのが一般的。

ジャケット着用時より下に修正するのは、ジャケットで抑えられていたネクタイの剣先が露出して動きやすくなるためです。

付ける位置を変えるのが面倒に感じることもあるかと思いますが、こういう点を自然にできるとスマートな大人に見えます。

その他、ニット着用時

ジャケットとシャツの間に、ベストやカーディガンなどをシャツの上に着たニットスタイルの時は、ネクタイピンは不要です。

胸元がごちゃごちゃとうるさくなり、子供っぽく見えるため、避ける方がいいでしょう。

❹メンテナンスは研磨NG

ネクタイピンが汚れた際は、柔らかいクロスで拭き取ります。

くれぐれも、研磨剤入りの目の粗いクロスなどで強く擦るのはNG。

同じく、手近にあるティッシュなども良くありません。

ネクタイピンは貴金属、あるいは貴金属でコーティングされたものが多く、研磨をすると表面に細かな傷がつきます。

研磨直後は綺麗に見えるのですが、ほどなくして変色するため、ネクタイピンの寿命を縮めてしまいます。

汚れが気になったら、柔らかい布で優しく拭き取ることを心掛けてください。

❺女性が男性にネクタイピンを贈る意味は?

首に巻くアイテムであるネクタイを、女性から男性に贈ることは「あなたに首ったけ」を意味します。

ネクタイピンも同じ種類に位置するアイテムと考えられるため、プレゼントとして贈ることは「あなたを支えたい」というメッセージが込められることも。

誤解を招きたくない場合は、キャラクターやロゴ入りなどのポップなもので、面白さを伝えるといいでしょう。

【ネクタイピンの種類】基本2選+その他

my day の Round Tie Pin

最低限知っておきたいネクタイピンはタイクリップとクリップの2種類。

参考程度に、その他の種類も紹介します。

タイクリップ

別名ワニ口式と呼ばれるタイクリップは、最も一般的なタイプです。

恐らく、皆さんがよく見かけるタイプの、バネの力で挟むタイプのネクタイピン。

ネクタイの厚みを気にせず使える使い勝手のよさがメリット。

一方で、長期間の使用でバネの力が落ち、ずれやすくなることもあるため、定期的なメンテナンスも必要です。

クリップ

マネークリップのように、ネクタイを挟むタイプのネクタイピンで、シンプルな見た目で合わせやすいのがメリット。

厚みのある生地のネクタイに対しては固定力を発揮する一方、生地の薄いネクタイに着用すると、ずれやすいこともあります。

その他のタイプ

タイタックピン 

タイタックピンは、ネクタイに直接ピンを刺して使用するタイプ。デザイン性が高く、パーティーなど華やかなシチュエーションに向いています。

一方で、ネクタイに穴を開けるため、生地に負担がかかることも。ビジネスシーンでは避けるのが無難です。

タイチェーン

名にチェーンとあるよう、鎖状の装飾が付いたタイプ。

以前よりも見かけることは少なくなりましたが、本体のネクタイをチェーンに通し、金具部分をシャツのボタン部分に留めて着用します。

装飾が目立つため、パーティーや冠婚向け。

ビジネス使用は控えた方が良いでしょう。

ラペルピン

スーツのラペルと呼ばれる、襟の左側にある穴(フラワーホール)に付けるタイプで、スティックピンと呼ばれることもあります。

冠婚向けですが、タイタックピンやタイチェーンよりもアクセサリー要素が強いため、着用はご自身が主役の時に限ると考えるのが良いでしょう。

ネクタイピンの選び方

スーツ着用の男性

ネクタイピンの選び方をシチュエーションごとに紹介していきます。

  • ・ビジネス使用はシンプルに
  • ・冠婚は華美なものでもOK
  • ・葬祭は着けてもブラック調
  • ・カジュアルならロゴ入りも面白い

 

順番に深掘りしてみましょう。

ビジネス使用はシンプルに

ビジネスシーンでは、ワニ口式のタイクリップ、クリップのどちらかを選びましょう。

シンプルなデザインのものがおすすめで、ネクタイやスーツの色柄を問わず使用することができます。

色はシルバーが一般的です。

時折ゴールドも見かけますが、より華美に見えるため、スーツの色柄やシチュエーションによってはそぐわないこともあります。

色や質感に迷ったら、愛用している腕時計と雰囲気を揃えてみるとまとまりやすくなりますよ。

冠婚葬祭

冠婚は華美なものでもOK

成人式や結婚式は、華美なものでも大丈夫です。

ただし、スーツの色柄に合わせることを考えると、装飾が多いものよりも上質なものを選ぶ方がベターです。

高級ホテルや由緒ある神社など、格式の高い場所での式にはシンプルなシルバーを選びましょう。

ここでも、ワニ口のタイクリップ式か、シンプルなクリップ式が役に立つでしょう。

一方で、二次会などカジュアルな場面では、色柄の入ったものや、パールなどの装飾付き、あるいはロゴ入りのものも良いでしょう。

ただし、着用するスーツの色柄とのバランスを意識することも重要です。

この時のポイントは、ネクタイピン以外のアクセサリーは省き、腕時計くらいに控えるのがベターです。

葬祭は着けてもブラック調

葬儀やお彼岸などの行事には、ネクタイピンは相応しくないと言われます。食事マナーなどエチケット面で、テーブルやネクタイの汚れが心配な方は、ブラック調の目立たないものを選びましょう。

カジュアルならロゴ入りも面白い

普段の日はもちろん、カジュアルな職場であればロゴ入りなどもおすすめです。

スーツ着用からビジネスカジュアルの職場も増えたことで、ネクタイピンで遊ぶビジネスマンの数も増し、需要が高まっています。

高価なものでなくとも、カジュアル利用のものを1つ2つ持っておくと、選ぶ楽しみも増えるでしょう。

【my day】おすすめのネクタイピン

my day Round Tie Pin(¥1,870)

「my day」のブランドロゴがあしらわれたネクタイピン。
いつものスーツスタイルから、ワンランク上のおしゃれを楽しみたい方に向けたアイテム。

my day の Round Tie Pin

遊び心も感じられるため、結婚式やパーティーなどのフォーマルなシーンにもおすすめです。

ネクタイとシャツを挟みやすい、標準的なワニ口式タイクリップ。

シンプルながらも、存在感のあるラウンドがアクセントになった個性的なデザインのため、ジャケットの色柄やネクタイの種類を選ばず、合わせやすいのが特徴です。

無地はもちろん、ペイズリーなどの総柄(そうがら)と呼ばれるものとの相性も良好です。

【まとめ】ネクタイピンはシンプルなシルバーが基本。ビジネスカジュアルなら、プラスαで遊び心を。

スーツ着用の男性

今やネクタイピンは、マナーはもとより見た目のスマートさも加えられることで、着用が一般的になったアイテムです。

しかし、ネクタイ自体をすることが減りつつある昨今のビジネスシーンでは、着ける回数が少ないからこそ拘りたい部分でもありますよね。

上下揃いのスーツスタイルが減ったビジネスカジュアルなら、遊び心を感じさせるデザインものや、ロゴ入りのタイプもおすすめです。

手持ちの中に加えて、その日の気分や天候に合わせて選んでみるのも良いでしょう。

気になった方は、my dayのRound Tie Pin(ラウンド タイピン)もチェックしてみてください!

 

かんくろう

メンズファッションスタイリスト/業界歴17年/ブランド旗艦店・ISETANメンズMGR/東京から三重県に移住/個人向けスタイリストを開始/Webメディアでも執筆中/プライベートでは2児の父