秋冬コーデのアクセントに使いやすく、寒さもカバーできるニット帽。
カジュアルスタイルにハマりやすく、多くの人に愛されていますが「自分には似合わない」「種類も多くて選び方がわからない」と感じ、敬遠している人も多いのではないでしょうか。
普段から被り慣れていないと、いざ試してみてもこれが正解かどうか自信を持てないのも頷けます。
しかし、ニット帽が似合わないのは、実は選び方を間違えているだけの場合がほとんど。
選び方を覚えれば、自分に合ったニット帽は簡単に見つけられますよ。
そこでこの記事では、ニット帽が似合わなく感じてしまう理由やニット帽のおしゃれな被り方、顔の形別の合わせ方、大人の男性が失敗せずにニット帽をゲットする選び方を紹介します。
ニット帽が似合わないと感じる理由について解説
意を決してニット帽にチャレンジしてみても、どうにも自分には似合っていないと感じる人は多いものです。
ここでは、ニット帽が似合わないと感じる理由について解説します。
被り方を間違っている
帽子は顔の印象を大きく変える、扱い方が難しいファッションアイテムです。
素材や顔の形によって、合わせ方や被り方は人それぞれ。
自分のキャラクターや似合うデザインをしっかり把握しておけば、ニット帽を購入する際に迷わずにすみますよ。
コーデとアンバランスになっている
キレイめなファッションにカジュアルな印象のニット帽を被ったり、ニット帽の存在感が強すぎたりなど、コーデとのバランスが悪いと似合わなく感じる場合もあります。
ニット帽をコーデに取り入れる際は、ファッションのテイストや色味に合わせて着用しましょう。
季節感が合っていない
サマーニットや化繊により、シーズンを問わず着用できるようになったニット帽。
とはいえ、夏場にウールで厚手のニット帽を被っていると、暑苦しく感じてしまいますよね。
ファッションコーデでは季節感が大事な要素。
ニット帽を着用する際は、季節に適した素材のものを選びましょう。
似合わないと誤解している
ニット帽を試着していて、本人は似合わないと感じているけれど、周囲の人からすると普通に似合っているというケースは意外に多いもの。
ニット帽が似合わないと感じるのは、普段から被り慣れておらず違和感を覚えているだけ、という可能性があります。
また、自信がない様子で着用すると魅力が減少するというのも1つの要因です。
ニット帽を着用する際は、まずは自信を持って被り、客観的に似合うかどうかチェックしてみましょう。
ニット帽の種類
一口にニット帽といっても、デザインから種類まで多種多様です。
ここでは、ニット帽の一般的な種類について簡単に解説します。
ウォッチキャップ(ワッチキャップ)
ウォッチキャップは種類が多く、ニット帽のなかでもポピュラーなアイテムです。
元々は海軍の見張り兵(ウォッチキーパー)が着用していたことから名付けられました。
折り返しの有無によってシングルニット帽やダブルニット帽と区別される場合もあります。
ビーニー
もとはニット素材ではなくフェルトが使われていたビーニーも、今では広く使われるニット帽の1つです。
ビーニーは、つばなしの帽子を指し、帽子のトップにあったボタンが豆(bean)に似ていたことから名付けられたとされています。
現在ではウォッチキャップとの違いは曖昧ですが、一般的には折り返しのないシングルニット帽や浅めのつばなしニット帽がビーニーと呼ばれています。
オスロキャップ
オスロキャップはつばが付いているニット帽の名前で、折り返しもあって寒い日に耳まで隠せるようになっています。
つば付きながらフィット感もあり被りやすく、デザインもPOPなものが多くカジュアルスタイルに取り入れやすいアイテムです。
正ちゃん帽
大正時代の漫画「正ちゃんの冒険」が名前の由来という、意外性抜群なアイテムがこの正ちゃん帽。
特徴はなんといってもトップにあるボンボンで、ボリュームのあるニット帽が好きな人や冬コーデをかわいい印象に仕上げたい人に人気があります。
使い方で印象が変わる!ニット帽のおしゃれな被り方を紹介
ニット帽は被り方次第で印象が大きく変わります。
ここでは、どのように被ればおしゃれに見えるのかを紹介します。
前髪を出さず爽やかさを演出
ニット帽を被る際は、前髪を出さずに被ると顔がスッキリ見えて、爽やかな印象に。
襟足も短く整えておけば、大人っぽい雰囲気も演出できますよ。
前髪を出すと甘め&若々しい印象に
前髪を出して被ると若々しい印象になりやすく、甘めの雰囲気を醸しだしたい人におすすめです。
ただし、前髪の出し方によっては不潔に見えたり大人の男性の場合は若作りしているように見える場合もあります。
このスタイルでニット帽を被る場合は、しっかり鏡でチェックしましょう。
耳の出し方でも見え方が変わる
ニット帽を被る際に悩むのが、耳を出すかどうか。
耳を出して被れば顔の露出が大きくなり、顔周りがスッキリして見えます。
耳を半分出す被り方はスタイルを選ばず合わせられるのでおすすめです。
顔の形別!ニット帽を選ぶポイント
ニット帽は顔の輪郭によっても選び方や合わせ方が変わります。
顔の形別の選ぶポイントを解説します。
卵型はなんでもありのオールラウンダー
帽子を被る上で、どんな合わせ方でも似合うのが卵型の輪郭。
帽子の種類を選ばないので、好みのニット帽へ積極的にチャレンジしていきたいところです。
丸顔はコンパクトでシャープなものがgood
ふっくらした印象の丸顔の場合、顔をスッキリ見せられるようコンパクトなニット帽を浅めに被るのがおすすめです。
あまり深めにニット帽を被ると、顔がさらに丸く見えるので注意が必要です。
面長なら深めに被って長さをカバー
面長の人は「顔が長く見えしまうため、ニット帽が苦手」という人は多いと思います。
顔を長く見せないようニット帽を深めに被ったり、ボリュームのあるものを使用したりすれば、顔の縦長さが控えめに見えます。
ベース型はボリュームのあるニット帽がおすすめ
顔が大きく見えがちなベース型の人は、小さく見えるようコンパクトな帽子を選んでしまうとかえって逆効果になります。
あえてボリュームのあるニット帽やオスロキャップのようなつば付きのものを被れば、帽子の印象が強くなり四角さをカバーできておすすめです。
ニット帽のケア方法
ニット帽を着用していて気になるのが臭いや汚れ。
とはいえ、ニットアイテムはどの程度の頻度でケアをすればよいか判断しにくいものです。
ここでは、ニット帽のケアについて解説します。
数週間~1ヵ月に1回は洗う
髪や頭皮から出る皮脂、埃がニット帽に付着した場合、そのままにしていると雑菌が繁殖しやすくなるので、シーズン中は定期的なケアがおすすめです。
タイミングとしては数週間から1ヵ月に一度は洗濯をするとよいでしょう。
洗濯表示をしっかり確認する
ニット帽を洗濯する際、製品表示にある洗濯ができるかどうかはしっかりチェックするのも大切です。
自宅で洗濯が難しい素材の場合は、無理に洗濯すると生地を傷めてしまう可能性があるので、除菌スプレーを使用するかクリーニングにだすほうがよいでしょう。
平らな状態で干す
ニット帽を洗濯したとき、ピンチハンガーで洗濯ばさみに挟み、吊るして干すのはNGです。
生地が伸びてしまったり型崩れを起こしてしまったりするので、干す場合は市販の平干しネットを活用して陰干しするのがおすすめです。
大人メンズにおすすめ!失敗しないニット帽の選び方
カジュアルスタイルに使いやすいニット帽ですが、どんなものを選べばよいかわからない人は少なくありません。
特に、ニット帽は似合わないと信じ続けてきた大人な男性にとって、未知の世界へチャレンジするようなもの。
そこで、ここでは大人メンズが失敗せずにニット帽を選ぶ際のポイントを紹介します。
リブが細かめのものを選ぼう
ニットはウールやアクリルなどの毛糸を編み込んで作られるもの。
ケーブル編みやローゲージニット、モヘヤなどのボリュームのあるニット帽も悪くはありませんが、大人な雰囲気を演出したいなら、あまり厚すぎないものがベスト。
リブは細かめで、シングルでもダブルでも軽く被れるものの方が、スッキリした印象に見えますよ。
ストレッチが効いているものならストレスフリー
ちょっとしたお出かけに着用するにしても、生地感が硬すぎると気軽に被れなくて不便ですよね。
ストレッチが効いた素材のものなら頭を締め付けず、ストレスフリーで被れておすすめです。
落ち着いたカラーのものがベスト
シワが増えたり肉付きがよくなったりで貫禄が増しに増した大人の男性は、あまり派手な柄ものやカラーのアイテムを着用すると、若見えどころか老けて見えるものです。
黒やグレーのようなモノトーンカラーを使用したほうが年相応に見えて、かえって若く見えます。
顔の形を気にせず使えるベーシックなものをチェック
顔の形によって似合うものはそれぞれ違いますが、被り方によってもある程度はカバーできます。
ニット帽はなるべくベーシックなデザインのものを選べば、服装も選ばないので、普段のコーデの幅も広がりますよ。
もう似合わないなんて言わせない!カジュアルスタイルにニット帽を取り入れよう
大人の男性に似合うニット帽を選ぶ際は、以下の4点が重要なポイントです。
- ・デザインはベーシックに
- ・カラーは落ち着いたモノトーン
- ・ストレッチの効いたものがベスト
- ・リブは細かめがおすすめ
若いころとは顔立ちが変わり、似合うファッションアイテムも違ってきた大人の男性。
さらに、似合わないと思っていたニット帽を被るとなると、選ぶのも難しく感じてしまいますよね。
ベーシックかつ落ち着いた色味のものなら、どんなの輪郭の顔にも合わせやすいのでおすすめです。
リブも主張が強すぎない細めのものなら、服装も選びません。
ストレッチが効いていれば、頭の締め付けも少なく、帽子を被り慣れていなくてもストレスフリーです。
ニット帽に挑戦してみたいと思ったら、この記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
大人男性におすすめのニット帽
my day Rib Knit Cap(¥4,950)
カジュアルな着こなしに合わせやすいシンプルなデザインの「my day Rib Knit Cap」。
あらゆるシーンで活躍するアイテムです。